財務ハイライト
直近の業績
2024年3月期第1四半期 業績概要
2024年3月期 第1四半期 | 前年同期比 | |
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売上高 | 50,757 | △11.9% |
営業利益 | 2,089 | △24.9% |
経常利益 | 1,888 | △19.5% |
当期純利益 | 1,259 | △18.8% |
当第1四半期連結累計期間のわが国経済は、経済活動の正常化を背景に、個人消費や雇用が持ち直し、緩やかな回復基調が続きました。一方、ウクライナ情勢の長期化や、世界的なインフレ沈静化の遅れ等、世界経済の先行きは不透明な状況で推移しました。
エレクトロニクス業界におきましては、自動車の電装化の需要は拡大傾向で推移したものの、中国の景気回復の遅れや、スマートフォンの需要縮小の影響等により、電子部品等の生産は低調に推移しました。
このような状況の中、当社グループは、自動車向け各種関連部材に注力した販売活動に努めましたが、ディスプレイ関連部材の販売低迷の影響を受け、当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比11.9%減の507億57百万円となりました。
営業利益は、売上高の減少に伴う売上総利益の減少に加え、特定顧客の民事再生手続き開始の申立てに伴い、同社に対する棚卸資産及び売掛金につき、棚卸資産の評価損(売上原価)及び貸倒引当金繰入額(販売費及び一般管理費)を計上したことから、前年同期比24.9%減の20億89百万円となりました。
経常利益は、営業利益が減少したことから、前年同期比19.5%減の18億88百万円となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、経常利益が減少したことから、前年同期比18.8%減の12億59百万円となりました。
2024年3月期第1四半期 セグメント別の業績概要
日本 | 中国 | その他 アジア |
欧米 | |
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売上高 | 28,782 | 10,780 | 6,762 | 4,433 |
営業利益 | 464 | 789 | 341 | 188 |
<日本>
売上高は、ドライブレコーダー等のアフターマーケット向け製品の販売が減少したことから、前年同期比7.8%減の287億82百万円となりました。営業利益は、前年同期比68.0%減の4億64百万円となりました。
<中国>
売上高は、ゲーム機向け各種関連部材の販売は増加したものの、ディスプレイ向け各種関連部材の販売が減少したことから、前年同期比20.3%減の107億80百万円となりました。営業利益は、前年同期比14.8%増の7億89百万円となりました。
<その他アジア>
売上高は、ディスプレイ向け各種関連部材の販売が減少したことから、前年同期比27.1%減の67億62百万円となりました。営業利益は、前年同期比15.5%減の3億41百万円となりました。
<欧米>
売上高は、自動車向け各種関連部材の販売が増加したことから、前年同期比22.5%増の44億33百万円となりました。営業利益は、前年同期比137.4%増の1億88百万円となりました。