財務ハイライト
直近の業績
2022年3月期 業績概要
2022年3月期 | 前期比 | |
---|---|---|
売上高 | 200,646 | +11.3% |
営業利益 | 8,346 | +52.8% |
経常利益 | 7,867 | +51.9% |
当期純利益 | 5,374 | +46.6% |
当連結会計年度のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が残るものの、設備投資や生産に持ち直しの動きが見られました。一方、ウクライナ情勢や、世界的なインフレ圧力の更なる上昇等、世界経済の先行きは不透明な状況で推移しました。
エレクトロニクス業界におきましては、一部で半導体等の供給不足やサプライチェーンの混乱が生じているものの、自動車需要の回復や、5G関連及び産業機器等、様々な分野での需要が拡大し、電子部品の生産は増加傾向で推移しました。
このような状況の中、当社グループは、自動車向け各種関連部材に注力した販売活動に努めました。
この結果、当連結会計年度の売上高は、前期比11.3%増の2,006億46百万円となりました。
営業利益は、売上高の増加に伴い売上総利益が増加したことから、前期比52.8%増の83億46百万円となりました。
経常利益は、営業利益が増加したことから、前期比51.9%増の78億67百万円となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益が増加したことから、前期比46.6%増の53億74百万円となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、当連結会計年度の売上高は104億67百万円減少しております。
2022年3月期 セグメント別の業績概要
日本 | 中国 | その他 アジア |
欧米 | |
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売上高 | 109,115 | 50,253 | 32,136 | 9,141 |
営業利益 | 4,060 | 2,034 | 1,534 | 140 |
<日本>
売上高は、当連結会計年度の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用したことにより減少したものの、自動車向け各種関連部材の販売が増加したことから、前期比5.3%増の1,091億15百万円となりました。営業利益は、前期比64.4%増の40億60百万円となりました。
<中国>
売上高は、ゲーム機向け各種関連部材の販売が増加したことから、前期比36.6%増の502億53百万円となりました。営業利益は、前期比42.8%増の20億34百万円となりました。
<その他アジア>
売上高は、電子部品向け各種関連部材の販売が増加したことから、前期比2.2%増の321億36百万円となりました。営業利益は、前期比79.6%増の15億34百万円となりました。
<欧米>
売上高は、自動車向け各種関連部材の販売が増加したことから、前期比9.5%増の91億41百万円となりました。営業利益は、物流費等の増加により前期比46.4%減の1億40百万円となりました。