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会長メッセージ

「あなた」と「エレマテック」の力を掛け合わせ、常に時代の一歩先を駆けていこう。 代表取締役会長 加藤潤

エレマテックの事業

エレクトロニクス業界で、
当社グループ独自の付加価値を提案・提供

 エレマテックは、スマートフォンやタブレット、自動車、産業機器、家電製品、OA機器などに使用される電子材料・電子部品を扱う商社です。当社グループはエレマテックを含め、23社の国内外関連会社で構成されており、それらの豊富なネットワークを活用し、世界各国のエレクトロニクスメーカー様にさまざまな製品を提供しています。
 私たちは単に製品を輸出入し、販売するだけではなく、製品の企画、開発、設計の段階からモノ作りにかかわり、技術と技術をつなぎあわせるなど、新たな付加価値を創造し、独自の強みを活かしたサービスを提供しています。当社が属する業界は変化が激しいため、近年は、スマートフォン、家電製品等の分野をはじめ、自動車産業、産業機器や医療機器等、幅広いマーケットでビジネスを展開しています。
 また、2020年には東京オリンピックが開催されます。それにともない社会インフラビジネスも加速していくでしょう。今後も時代の動きを敏感に察知し、得意先のニーズにお応えするのはもちろん、エレマテックの付加価値機能を有機的につなぎあわせ、当社グループならではのサービスを提案・提供していきたいと考えています。


エレマテックの戦略

「エレマテック×(クロス)」によって生まれる相乗効果で、当社グループの存在感をより強めていく

 2012年、私たちは、「これまでやっていない分野を開拓すれば、必ずプラスになる」という考え方のもと「エレマテック+(プラス)」を事業戦略のスローガンとして掲げてきました。このような活動の結果、新たに産業機器、医療機器、トラック業界のチャネルを獲得。さらに社内においては、製品の試作品などをつくる設計部門「技術グループ」を創設するなど、これまでにない挑戦によって、エレマテックの強化につなげてきました。そして2018年3月期からは、経営ビジョンである「No.1電子材料商社」を実現するため、新たなスローガンである「エレマテック×(クロス)」を掲げました。
 「エレマテック×(クロス)」は「エレマテック+(プラス)」によって蓄えてきた商材や技術を掛け合わせることで、グローバルに高付加価値なビジネスを提供しようとする考え方。この「エレマテック×(クロス)」には3つの戦略があります。1つめは取引企業における非日系企業を増やし、現地サプライヤーの開拓を通じて、新しい部材を掘り起こすことで、ローカルメーカーへの販路拡大を進めていく「グローバルダイレクトアカウント化」。2つめは複数の製品を組み合わせたモジュール品を提案することで、得意先への付加価値向上を目指す「テクニカルソリューション」。そして3つめは、エレマテックの社内間での情報共有、豊田通商グループ間での人的交流、戦略共有によるシナジー効果を活発化し、効率経営を目指す「社内間、グループ間のクロスオーバー」です。
 これら3つの戦略を積み上げ、掛け合わせていくことで、売上、利益ともに「No.1電子材料商社」となり、既存商社の枠に収まらないエレマテック独自の存在感を発揮していきたいと考えています。


エレマテックの事業

チャレンジ精神、発想力、タフさ、行動力、個性……
グローバルに活躍できる人材がほしい

 今後、当社グループのグローバル化はさらに拡大していきます。そのため、コミュニケーション能力はもちろん、グローバルな感覚を持ち、困難や課題に対して自ら乗り切っていく力を持った人材を求めます。
 エレクトロニクスの商社と聞くと、時代の最先端を走る華やかなイメージがありますが、実際のモノ作りの現場は、泥臭い仕事も多く、厳しい局面に身を置かなければならないことも多々あります。しかし、得意先の立場になって考え、状況を打破していくアイデアと行動力を発揮すれば、得意先の喜びにつながり、自身のやりがいと成長にもつながるはずです。
 チャレンジ精神、発想力、タフさ、行動力、そして個性……。このような力をぜひエレマテックで発揮してください。当社グループにはあなたの力を伸ばし、成長させる土壌があります。常に一歩先を「駆ける(×)」ことで、一緒に「No.1電子材料商社」を目指していきましょう。