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先輩社員の声

VOICE03 お客様から信頼される電気機器のスペシャリストに。

仕事内容

一担当営業から、マネジメントを行う立場に

 入社して約10年間は京都本店に勤務していました。ベトナムのハノイ本社に赴任したのは、2014年のこと。京都本店では一担当営業でしたが、ベトナムではナショナルスタッフをマネジメントするリーダー的な立場となり、まだまだ勉強の毎日。自分の仕事をするだけでなく、ナショナルスタッフ全員を束ね、拠点としての発展も考えなければなりません。ナショナルスタッフの仕事に対する考え方や文化の違いに戸惑いながらも、新たな挑戦に意欲が高まっているところです。
ハノイ本社では、ベトナムに拠点を置く日本の大手OAメーカーが主なお客様となっています。具体的は、日本から調達した潤滑剤のグリースや研磨剤を、各メーカーの工場に納品しています。


印象に残っていることは?

委託倉庫が全焼する緊急事態に直面

 赴任してまだ間もない頃ですが、倉庫を委託している企業の倉庫が火事で全焼してしまうアクシデントが発生しました。倉庫に保管されていた弊社の商品にも被害は及び、すべて焼失しまいました。ところが、得意先のメーカーでは、生産スケジュールがすでに決まっています。そのため、急遽、日本、タイ、中国の拠点に協力を求め、さらに、輸送中だった次回納品分の納期を短縮し、焼失した商品の代替を調達。何とか納期に間に合わせることができました。
 予定通りに商品が手配できなければ、お客様にご迷惑をかけるだけでなく、莫大な損失になってしまいます。今回の経験で、エレマテックの情報伝達力や拠点間の結束力に感謝すると同時に、大きなトラブルにも対応できる強靭な体制に改めて感動しました。また、納品スケジュールを綿密に管理していたことも、今回のトラブルを最小限に留めることができた要因のひとつ。リスクを考えて行動することの大切さを、改めて学ぶことができました。


嬉しい出来事や瞬間は?

ナショナルスタッフとのチームワーク

 ナショナルスタッフは全員、日本語を話すことができるために、コミュニケーションにはあまり苦労はしていません。もちろん、文化や価値観の違いに戸惑うことはありますが、理解し歩み寄ることを常日頃から心がけ、今では良好な関係を築くことができています。
 一方で、課題となっているのが、ナショナルスタッフの商品知識や業界に対する理解。仕入先メーカーと対等な立場でビジネスを進めるためにも、これからさらに深めていきたいところです。
 また、ベトナム国内でエレマテックの存在価値を高めるためには、スタッフ全員のチームワークもなくてはならないものと考えています。最近では、仕事の中で連帯感やチームワークを感じることも多くなり、じわじわと手応えと嬉しさを感じています。
 まずは、日本のメーカーが求める高い品質を満たす製品を作ることができるかどうかを見極めなければなりません。発展途上だということは、大きなチャンスが眠っているということ。ナショナルスタッフと共にマーケティング活動を強化して、チャレンジしていきたいと思っています。


今後の目標は?

現地調達ができる体制を確立させたい

 ハノイ本社では、エレマテックで電子材料だけでなく、建築材料を取り扱っています。他の拠点にはない独自の事業を展開していることを強みに、さらなる成長を達成していきたいと思っています。
 現在のベトナムは、製造業においては、発展途上と言っても過言ではありません。事実、私たちが扱っている商品は、80%が日本の仕入先メーカーからの輸入です。輸送コストを抑えるためにも、ベトナム国内で調達ができる体制を整えることが、これからのミッションだと考えています。
 そのため、まずはナショナルスタッフとともに、現地メーカーを調査・視察し、仕入先メーカーの発掘に力を入れて取り組んでいます。日本企業が求める品質をクリアできるかどうかが、やはり重要なポイントです。将来的には、東南アジアへの輸出も視野に入れ、現地法人の基盤を確かなものにしたいと思っています。


Schedule

8:00 出社。メールチェック 9:00 朝礼後、お客様にアポイント 10:00 お客様と打ち合わせ 12:00 昼食 13:00 お客様との打ち合わせ 16:00 会社に戻り、メールチェック&電話対応、見積もり作成 19:00 退社