ご挨拶
エレマテックは、「良いつながりを広げ新たな価値を提供する」ことを使命として、事業の発展を追求します。
株主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。
平素は、当社グループの事業運営に格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。
第64期(2009年4月1日から2010年3月31日まで)の報告書をお届けするにあたり、当期決算についてのご説明を申しあげます。
当期におけるわが国経済は、金融危機に端を発した世界経済悪化の影響から徐々に回復基調に転じ、景気の底打ち感が出始めたものの、急激に冷え込んだ市場は厳しい状況が続きました。
エレクトロニクス業界におきましては、一部の製品で在庫および生産の調整局面から脱する兆しが見られるようになってまいりましたが、ほとんどの製品は顕著な需要回復には至らず、総じて販売が低調に推移いたしました。
このような状況のなか、当社グループは、当期期初より、薄型テレビや液晶デバイス等に関連した部材の販売活動に注力するとともに、2009年10月1日には、大西電気株式会社と合併し、「エレマテック株式会社」と商号を変更した上で、陣容を拡大して拡販に努めました。
その結果、特に当期下期において緩やかな景気回復を背景とした売上の好転と、合併による販路の拡大等が寄与し、当期の連結売上高は、882億99百万円となりました。また、売上高が増加し、売上総利益率も上昇したことから、各利益水準も前期と比べ回復いたしました。
当社は、株主の皆様に対する利益配分を経営の重要課題と位置づけ、中期的な業績やキャッシュ・フローの見通しを勘案しつつ、配当性向(連結)30%の維持をめざすことを基本方針としております。この方針を踏まえ、当期の期末配当金は、1株あたり20円と決定させていただきました。なお、年間配当金は、中間配当金の1株あたり10円と合わせ、1株あたり30円となりましたことをご報告申しあげます。
第65期(2010年4月1日から2011年3月31日まで)は、当社グループが「エレマテック」として通期で事業活動を執り行う第1期目となりますが、新たな事業のスタートラインに立ったとの思いを強くもって、経営に取り組んでまいります。特に、成長分野への拡販をはじめ、商社としての各種サービス機能のさらなる強化、国内外ネットワークの効率化等を推進いたします。また合併による両社の強みを結合し、経営資源を有効に活用することで、収益機会を広げることに努めてまいりたいと存じます。
株主の皆様におかれましては、引き続き、当社グループの経営に対するご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげます。
代表取締役会長 櫻井 恵






