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変化の厳しい事業環境でも
常に付加価値を提供する企業を目指し、
当社グループの総合力を活かして
事業を推進してまいります。

株主の皆様には、日頃より格別のご高配を賜り、心より厚く御礼申し上げます。

当中間期(2025年3月期)のエレクトロニクス業界におきましては、自動車の電装化需要の拡大や、生成AIの急速な普及の影響等により、電子部品の生産は堅調に推移しました。
こうした環境下、当社グループは電子部品向け各種関連部材に注力した販売活動に努めましたが、ドライブレコーダーを中心としたアフターマーケット向け製品等の販売低迷の影響を受け、当中間期決算の売上収益は前年同期比で減収となりました。また、利益率の改善により、売上総利益は前年同期比で増益となりましたが、人件費や為替差損の増加により、営業活動に係る利益以下の各段階利益は、前年同期比減益で着地しました。

また、2024年10月30日より親会社である豊田通商株式会社による当社株式に対する公開買付けが実施されております。当社グループを取り巻く事業環境の変化に伴い、国内外の有力顧客開拓及びポテンシャルエリアでの高付加価値商材及びサービスの提供等の施策を進めてまいりましたが、これらの施策を着実に実現するためには、両社の経営資源やノウハウの更なる活用が必要であると認識しております。しかし、これまで両社がいずれも上場企業であったことにより、当社の独立性及び少数株主保護の観点から情報交換等に一定の制約があり、両社の連携が限定的となっておりました。豊田通商株式会社の完全子会社となり、制約を解消することでシナジー効果の創出が期待でき、企業価値向上に資すると判断したことから、当社は公開買付けに関する賛同意見を表明しております。本公開買付けが成立しますと、その後の一連の手続きにより、当社株式は上場廃止となる見込みです。

株主の皆様のこれまでのご支援に深く感謝いたしますとともに、当社グループの今後の展開にご理解を賜りますよう、切にお願い申し上げます。

代表取締役社長 横出 彰

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