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Voice 03

技術と人を グローバルにつなぐ

J.N.

営業本部
本社第四営業グループ
2020年入社

Profile

社会学部社会学科卒。小学校から野球を始め、中学では強豪クラブチームに所属。内野手として活躍し、西日本選手権では優勝も経験した。高校の部活動まで硬式野球に熱中したが、大学では余裕をもって楽しみたいと軟式野球同好会に入った。コロナ禍で思うように活動できなかったが、それでも「学生時代を振り返ると野球一色。私の人格形成に大きく影響している」と語る。

エレマテックを選んだ理由

30年後も必要とされる仕事

就職活動を行うにあたり、身近な職業人の先輩として、まず父に話を聞きました。父はメーカーのエンジニアで、自動車関連のソフトウェア製品を開発しています。開発秘話のあれこれを楽しげに語る父を見て、モノづくりに興味を覚えるとともにエレクトロニクス業界にも関心を抱きました。一方で、「俺たちの作ったモノは20年後、30年後にはおそらく残らない。モノづくりには市況の変化やトレンドを分析する力が重要」という言葉が強く印象に残りました。変化の激しいエレクトロニクス業界の中で、特定のメーカーにとらわれず、さまざまな技術や人をつなぎ、日々変わるお客様のニーズに対応するのはやはり商社です。私もそんな環境に身を置きたいとエレクトロニクス商社を軸に就活を行い、当社と出会いました。決め手になったのはお会いした社員の方々の雰囲気です。良い意味で体育会系のノリを感じたのがスポーツに親しむ私には好ましく、自分に合っていると直感しました。ちなみに商社を選んだもうひとつの理由は、スーツを着てさっそうと働きたかったことです(笑)。

あなたの仕事がつくる+とは

顧客企業の効率化に大きく貢献

入社後は自動車やスマートフォンのディスプレイや、医療現場で使用される超音波診断装置やMRIなどに使われる部材の販売を行う部署に所属しています。現在は医療機器メーカーがメインのお客様です。医療機器はライフ(使用年数)が長いので、日ごとに大きな変化はありませんが、部材点数が多い為、その部材を国内外から迅速に調達し、販売しています。
市況の変化もあり、最近のお客様は以前にも増して合理化と効率性を追求するようになっています。部材に関しても工数の削減のため、ある程度組み立てた状態(モジュール品)でほしいという要望が高まっています。そこで私たちは各社から調達した複数の部品をアッセンブリした、モジュール品を提案しています。これによりお客様側での調達工程や生産工数が削減されるとともに、当社もまとめて部材を受注できるWin-Winの関係が築けます。組み合わせる部品を各方面から探すのは大変ですが、それが当社の圧倒的な調達力を発揮する部分であり、存在価値です。

プロを意識した瞬間

緊急調達の救世主として頼られる

私が入社した2020年はコロナ禍の影響により、取引先との対面による商談や打ち合わせが難しい状況でした。物流も滞り、業界全体で部品の調達が困難になったため、お客様から「緊急調達」の依頼が殺到しました。直接会うことができず、電話やWeb会議などの限られた手段でしかコミュニケーションが取れないなか、お客様の声に精一杯耳を傾け、正確な状況を把握しようと必死になったのを覚えています。ヒアリング内容を踏まえ、当社のネットワークや先輩方の人脈を駆使して対応した結果、他社では入手できない電子部品が揃い、多額の緊急調達を支援することができました。最初は会社宛てだった依頼も、途中から私に直接来るようになり、「君ならきっと何とかしてくれるだろう」と言われた時の嬉しさは忘れられません。同時に部品調達のプロとしてモノづくりを支えるという使命感も、はっきりと自覚しました。部品の入手難がほぼ解消された今も、このときのお客様とは信頼関係が続き、さまざまなビジネスにつながっています。

5年後の自分

海外を視野にビジネス力を向上

数年後にはまた市況も大きく変わっていることが予測されますので、既存顧客や仕入れ先との関係性をさらに深めるとともに、新しい取引先も積極的に開拓していきます。当面の課題は、海外とのビジネスにあたり、現地のナショナルスタッフとよりよい意思疎通を図ることです。現地スタッフとは基本、日本語でやりとりするのですが、商習慣や文化、価値観の違いなどからくる微妙なニュアンスの差を理解するのに時間がかかってしまいます。よりスムーズにビジネスを遂行できるよう、今後は語学の習得にも力を入れていきます。
また、入社した頃にはそれほど意識していなかったのですが、国内にいながら海外とのやりとりを深めるにつれ、海外駐在も人生のうちで一度は経験してみたいと思うようになりました。できればこれから発展する新興国で自分の力を試してみたいです。
モノづくりを直接行わない商社で最後に鍵を握るのは「人」です。海外の市況にも常にアンテナを張り、何年経っても学び続ける姿勢を忘れないようにしたいです。そして、変わり続けるエレクトロニクス業界で、モノづくりの技術や人をグローバルにつなぐビジネスパーソンに成長していきたいと思います。

Off Scene

野球チームの練習で汗を流す

同じ部署の先輩から「小学生の息子に野球を教えてほしい」と頼まれたのが縁で、息子さんが所属するチームのコーチから草野球チームに誘われました。年齢も職業もさまざまな社会人が集まる同好会的なチームで、スポーツ新聞の記者など異業種の方の話を聞くのはとても新鮮です。休日はたいていチームの仲間と身体を動かしています。先日は地域リーグの練習試合に出場し、内野手の2番打者で活躍しました。